伊吹山北尾根4

このページでは帰路の静馬ヶ原北側より笹又までの花を紹介しています。

 


北尾根より伊吹山東方面を望む
  ウツボグサ(シソ科) 説明は伊吹山北尾根2参照
イブキコゴメグサ(ゴマノハグサ科)
ミヤマコゴメグサの変種で、伊吹山とその近くの霊仙山の石灰岩地帯のみに生育する特産種。
茎は高さ4〜15cm、少数の枝を出し細かい毛が生える、萼裂片は先がとがらずに、縁に短毛が密生する。
半寄生植物で根の一部を他の植物に寄生させ養分を吸収する。環境省:絶滅危惧IB類

ヒメフウロ(フクロソウ科)
石灰岩地に生える高さ15〜40センチの一年草または越年草である。茎は細く、葉は細かく切れ込み、全体に白いちぢれ毛が生えて、体は軟弱である。花も淡紅色で小さいため、ヒメフウロという。ゲンノショウコの仲間で、それより下痢止めの作用が大きい。山頂では岩場に多い。伊吹山、鈴鹿北部、四国剣山に生育する。
コオニユリ(ユリ科) 説明は伊吹山北尾根2参照

キリンソウ(ベンケイソウ科)
山地の草原、林縁、海岸などの岩礫地に生える多年草である。伊吹山では石灰岩の岩場に多く、5〜7月に茎頂に濃黄色の小花を多数つけて、岩の白さをさらに明るくする。茎、葉は多肉質である。ふつう花茎は多数株立ちとなる。分布は日本、朝鮮、中国、シベリア東部にみられる。

ソバナ(ユリ科)
笹又上部より、西を望む  


ドクダミ(ドクダミ科)
別名ジュウヤク(十薬)。平地や山野の半日陰〜日陰に生える。名は毒にも痛みにも薬効があることからくる。抗菌性があり、生葉は虫さされに有効。
 
  笹又より伊吹山を見上げる

伊吹北尾根1
伊吹北尾根2
伊吹北尾根3
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