美濃 五蛇池峠と藤橋城

9月11日 花房山をあきらめ、五蛇池山への偵察に向かった。林道は春とは違い、一面草に覆われていた。その上頑丈なクモの巣が幾十も張っており、ヤマヒル、ハチとなかなか厳しい道でした。但し、道は所々岩や掘られた小沢や倒木等のトラップがあるものの概ね平坦な道です。沢の上部はやや傾斜が急になりますが、蕎麦粒山との分岐で川の左に渡るだけで、ほとんどが川(沢)の右側を上がって行きます。林道終点から1時間半もすれば峠にでます。
峠に着いたら4時をまわっていました。五蛇池まで10分程度なのですが、時間も押しており次回の楽しみとしました。帰りに林道の終点間近で夕立に遭い、ヤブの為、ズボンから下がビショビショになりました。おまけにヒルもくっついており、ここは秋か春をお勧めします。

地図(マピオン) 岐阜県坂内村五蛇池峠付近

 

クロアゲハ(アゲハチョウ科)
人が入ってないのかガサガサ草をかけ分け進んでも、飛んできてすぐ横にとまりました。
前翅長(前翅の長さ)8〜11p
サカハチョウ(タテハチョウ科) とヒヨドリバナ(キク科)
翅の表面に逆八の字の白い帯があるのが名前の由来。平地から山地の樹林周辺で普通に見られるが、暖地では主に山間部で見られる。幼虫はイラクサ科のアカソ、コアカソ、ムカゴイラクサ、イラクサ,エソイラクサ、ヤブマオなどを食べる。
シラネセンキュウ(セリ科)
別名スズカゼリ。山地の林の縁や草原、渓流沿い等に生える。
高80〜150p 花期9〜11月

草に覆われた林道(これは進行方向です)
クモの巣が多くて閉口します。おまけにヤマヒルとハチまでいます。夏は進まない方が良いと思います。


 
テンニンソウ(シソ科)
山地の木陰や草地などに生える多年草です。
茎の先に直立する花穂を出し,淡黄色の唇形花をつけます。4 本の雄しべと 1 本の雌しべが花の外に突き出していて,ブラシのような感じの花です。
大谷川


サカハチョウとシラネセンキュウ
下の流れは大谷川
五蛇池峠下


五蛇池峠
うっすら見える山が能郷白山
五蛇池峠(小蕎麦粒方面)


*花の名前等に間違いがあるかもしれません。気づきましたらご一報下さい。

藤橋城付近
MENU