美濃 五蛇池峠と藤橋城

9月11日 天気がはっきりしないが、雲の少なそうな美濃にとりあえず行ってみる。藤橋村の藤橋城のあたりに車を停め、花房山が近かったはずだと思い、お店の人や歩いている地元の人に道を聞いて見るがさっぱり要領を得ない。近くの林道を行けることまで行ってみたが行き止まりであった。(後で判ったことだが林道の入り口横にあるようです)暫く付近をぶらぶらしました。ツリフネソウ、ゲンノショウコ、ハグロソウ、ツユクサ等が咲いていました。まだ時間があるので五蛇池峠へ行こうと変更し坂内村へ向いました。

地図(マピオン) 藤橋村東杉原(ひがしすいばら)付近


 

藤橋城 ツリフネソウ(ツリフネソウ科)
山野の日当たりの良い湿った所に生える。花を舟に花柄を釣り糸に見たててこの名がついた。
高さ50〜80p 花期7〜10月
イヌタデ(タデ科)
別名アカマンマ。別名は花を赤飯に見たてたもの。
高さ20〜50p 花期6〜10月

クサボタン(キンボウゲ科)
本州の山野、草原、林の縁などに自生する落葉半低木。雌雄異種。上部でまばらに枝分かれします。葉は、対生、葉縁に鋸歯がある。名は葉がボタンに似ている為。
茎頂や葉腋から花序を出し、数個の釣鐘状の淡紫色の花を下向きに付ける。先がそり返る。
高さ50〜100p 花期8〜9月


ハグロソウ(キツネノマゴ科)
山地や丘陵の木陰に生える。名は葉が暗緑色を帯びることから。茎は四角形、葉は対生する。花は2唇形で下唇は上唇より幅が広く、上唇はやや反り返る。
高さ20〜50p 花期9〜10月




ゲンノショウコ(フウロソウ科)
多年草で花期7月〜10月、花の大きさ1.5p。花びらは5枚で、白色または赤紫色をしている。茎が地面をはうか、斜めに伸び、たくさんの枝を出す。葉は2枚の葉が向かい合ってつき、深い切り込みがある。花が終わると、果実は種子を放出し、4枚の果皮が上方に巻き上がる。この姿が祭りの御輿(みこし)に似ているので、ミコシグサの別名がある。この花は標高は低い所に生えるのだが、1.8pほどあり、ゲンノショウコかハクサンフウロか迷った。


アレチヌスビトハギ(マメ科)
北米原産の帰化植物。高さ1m程になる多年草。路傍や造成地などの荒れ地に生育する。葉は3小葉からなる。9月頃から長さ6〜9mmの紫色の花を咲かせる。果実は扁平であり、3〜6に分かれ、間には節がある。表面はかぎ状に曲がった毛が密生しており、熟すと節から分断されて衣服などにひっつく。藤橋村の徳山ダムの寄宿舎の付近に生えていた。ダムの従事者がどこからかもってきたのだろう。
花期9月
登山道とおぼしき林道を行ってみたら行き止まりになっていました。この後数百M近く一応進めます。


シンテッポウユリ(ユリ科)
台湾原産のタカサゴユリとテッポウユリの交配でできた帰化植物。ゆりには珍しく種が飛び繁殖する。日当たりの良い土手で群生しているのがよく見られます。タカサゴユリは花弁に褐色のスジが見られますがこれはありません。
キチョウ(シロチョウ科)
鮮やかなレモンイエローの蝶です。幼虫はネムノキ、メドハギ、ヤハズソウなどマメ科の植物を食草とし、成虫はハギ類、アキノノゲシ、ミソソバなどで吸蜜する。前翅長(前翅の長さ)4p。


*花の名前等に間違いがあるかもしれません。気づきましたらご一報下さい。

五蛇池峠
MENU